堀場製作所 東京セールスオフィス 所属

入社のきっかけ
何でも一生懸命に取り組めばおもしろくなってくるという自分の考えが、HORIBAと一致していると感じたため
おもしろおかしくを感じるとき
3年ごとくらいで色々な仕事を経験してきており、広い分野で活躍させてもらえていること
後世に足跡を残す仕事をすること。思わずガッツポーズの出るような瞬間を体験し続けること
仕事内容 (現在までのキャリア)

博士号を取得してから入社。研究を主に行う先行開発センターで、火力発電所などの排ガスを高速に測定する環境計測装置の要素技術開発を経験。その後、環境セグメントの開発に異動して、実際の分析装置の新製品化に携わる。その後、科学セグメントに異動。大学などの研究施設から様々な工場でも品質管理目的で用いられる粒子径分布測定装置の開発業務を経験したのち、2017年、東京へ転勤。科学機器の技術営業を兼ねながら、お客様の求める新たな分析装置作りをしている。現在、営業・開発・販売促進を兼務。

仕事のエピソード

「三現主義」という言葉があります。「現場」「現物」「現実」の3つを重視すべきという考え方のことです。

入社して最初に担当した製品開発は、火力発電所等で用いるガスの分析装置でした。実験室では、お客様から直接、または営業メンバーなどから間接的に聞いた情報をもとに開発を進めていました。しかし、いざ自分が装置を持ってお客様の現場に立った時に受けた衝撃はすさまじいものでした。数百℃のガスが流れる煙道、目もくらむほどの暑さ、煙道を取り巻くように設置された足場と階段、通常の建物なら5階くらいのにはなろうかという高さにある網目の床、ずっと震度2程度で振動し続ける足元。現場を一度体験して以降は視点が一変し、その後の開発ではお客様の使用環境を踏まえて分析装置の開発に取り組むことができました。

製品の使われる現場を体感すること、製品や部品の現物を自分の目で確認すること、お客様とお話して現実を確認すること、を重視して仕事をしています。分野や業務内容が変わってからも、「現場」「現物」「現実」を確認することを大切にして仕事をしています。

OFFの日

「少なくとも年に一度」を目標に、10日程度の旅行に行っています。昨年は、マルタ(イタリア南部の地中海に浮かぶ小さな島国)に行って来ました。旅行では、観光地巡りで終わってしまわないように気を付けていて、現地の方が普段の生活で使っているレストランや小さな教会に入ってみるなど、わざと少し無計画に動くようにしています。そうすることで、なんでもない旅行の思い出が、自分だけの特別な思い出になっていっているような気がしています。

学生時代の専攻と仕事の関わり

分子分光学で博士号を取得して入社し、当初は分光の知識を使う場面もありましたが、今のテーマは専攻との関わりはほぼありませんし、またマーケティング活動も業務の一つなので、学んだ知識などの活躍の場はどんどん減ってきています。

就職で悩む特に博士卒の方にいつも語りかけているのは、「専門分野を学んだと思うのではなく、研究力を培ったと思った方が良い」ということです。たとえアカデミックに残り研究を続けたとしても、専門分野は時代や巡りあわせと共に変化していくものです。どこへ進むのであれ、自分で課題を設定してそれを解決する研究力を活かすことこそが、学んだことと仕事との関わりだと思います。