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私の「舞台」

世界中のお客様からの信頼を
支えることが私のミッション。
海外での経験を活かし、
今後もグローバルを舞台に
挑戦を続けたい。

K・T

2015年入社
経済学部 経済学科
堀場テクノサービス ビジネス推進本部 ビジネス戦略推進部
職種/サービス営業・営業事務
キャリア/国内向けの部品に関する営業や管理等を担当した後、海外公募派遣制度に応募、合格し、ホリバ・インド社で1年間研修。現在は研修での経験を活かし、海外グループ会社を含むHORIBAグループ全体の部品や在庫管理に関するグローバルネットワークの構築を担う。

INTERVIEW 01海外メンバーと協力してグローバルネットワークをつくり、HORIBA製品への信頼を保つ。

HORIBAが扱う分析計測機器は、正確な値を出すことが必要不可欠であり、その「はかる技術」によってお客様からの信頼を得ています。HORIBAのなかでも堀場テクノサービスはサービスによって、世界中に展開しているHORIBA製品への信頼を保つことをミッションとしており、そのなかでも現在の私の役割は、世界各国のお客様やサービスエンジニアに必要な部品をスムーズに届けるための仕組みを作り、維持することです。
サービスエンジニアがメンテナンスで使用する部品の到着が遅れてしまう、もしくは、誤った部品が届いてしまうと製品のメンテナンスが遅延し、その間お客様は製品を使用できなくなってしまいます。そうすると製品を使用して進行するプロジェクトが遅延したり、関連する業務がストップしてしまったりと様々な影響を及ぼし、例えばそれが重要なインフラ等に携わるお客様であれば、社会全体に影響が出る可能性も大いに考えられます。
HORIBAのグローバル市場におけるブランドを守るためにも、こういった問題を未然に防ぐための仕組みを作り、それを世界中をつなぐネットワークの中で運用することが、私のミッションです。各海外グループ会社の担当者と小まめにコミュニケーションを取りながらネットワークの土台作りを実施し、業務プロセスがうまくいっていない拠点にはWeb会議だけではなく出張で出向き、現地メンバーと一緒に問題の解決に取り組んでいます。私は国内向けの部品関連の業務経験はありますが、海外ではお客様の要求や取り巻く環境も日本の事例とは異なるため、様々な文化や価値観を持つ現地の同僚とお互いのおもいや考えを共有し、「どのようにすればもっと良くなるか?」を考えながら改善していくことが今の私の仕事の大きなやりがいです。
また、この仕事では、販売、購買、在庫管理などグローバルなビジネスを構成する幅広い分野に携われるため、様々なことにトライでき、知見が広がることも魅力の一つだと感じています。

INTERVIEW 02入社当初から興味があった海外勤務。現地に出向いたからこそわかった、現場へ行くことの大切さ。

「日本の強みを活かし、海外の生活を豊かにしたい」というおもいからHORIBAへの入社を決めたこともあり、当初から海外で働くことに大きな興味をもっていました。入社後しばらくは国内のサービス営業を担当していましたが、どうしてもそのおもいを実現したいと考え、入社5年目に海外公募派遣制度に自ら手を挙げました。当時の私は決して英語が得意と言える状態ではありませんでしたが、上司は私の強いおもいを尊重しチャレンジすることを後押ししてくれました。もちろんその後は語学学習に力を入れ、しっかりと準備することに注力しました。
そして始まったホリバ・インド社への研修派遣。私はホリバ・インド社が抱えている「部品の納期遅延により作業が遅れる」といった問題を改善することをミッションに現地へ向かいましたが、当時は類似のミッションでインドに日本人が赴任したことがなかった影響か現地メンバーの協力を得ることが難しく、当初予定していた計画がうまく遂行できずに正直とても戸惑いました。そこで私はお互いに協力し合える状況を作るには信頼関係を構築することが一番大切だと考え、一人一人と積極的にコミュニケーションをとり、どういった仕事をしているのか、業務上どのようなことに悩んでいるかを聞き出し、現地メンバーとの関係性を築くことに注力しました。その地道な関係性づくりによって徐々におもいが通じ、最終的には私の企画に多くのメンバーが賛同・協力してくれ、在庫の持ち方や管理システムを変更し、部品のスムーズな提供を実現することができました。今でもその取り組みはインドで継続されています。
また滞在中、休みの日にはサッカーや語学学校を通じて社外の人たちとも交流をしたり、他の地域へ旅行にいったりと公私ともに刺激的な毎日を送ることができ、私の人生においてこの研修は素晴らしい経験となりました。改めてあの時に自らチャレンジして本当に良かったと感じています。
この海外経験から、現場に入り込まないと分からないことや築けない関係性があると実感したため、将来はまだ働いたことのない欧州や北米などの拠点にも赴任したいと考えています。国によって異なる文化や習慣、その土地の事情を考慮したうえでお客様に寄り添ったソリューションを提供することで、現地のお客様から信頼される存在になることを目指しています。今の自分ではまだ足りないと感じることも多いですが、HORIBAにはこの目標を実現できる環境があると思いますし、自分のこれからの可能性を信じて挑戦を続けたいと思います。

SCHEDULE
〜1日の流れ〜

海外メンバーと意見交換をするため、積極的に海外グループ会社とのWeb会議を設定し、実施しています。また、海外出張時は現地の方との打ち合わせがメインとなります。

  • 出社
  • 08:30
    メールチェック
  • 09:00
    各国の課題解決に向けた改善活動
  • 11:00
    国内、海外メンバーと意見交換
  • 12:00
    お昼休み
  • 12:45
    各活動の進捗確認、軌道修正
  • 13:00
    各国及びグローバル活動の改善案検討、立案
  • 15:00
    海外グループ会社とWeb会議
  • 終業・退社

HORIBAに決めた理由

父の転勤で幼少期はマレーシアで生活をしていました。当時、日本のゲームの安定した性能に子どもながらに感動した経験と、日本に比べると不安定な海外生活において、安定した性能を届ける日本の製品に安心感を覚えた経験から、次は私が「日本の強みを活かし、海外の生活を豊かにしたい」と思うようになりました。そこで、海外に幅広く展開し、技術力にこだわるHORIBAへの入社を決断しました。
また、就職活動中に参加したイベントで出会ったHORIBAの社員の方々が気さくで話しやすい人が多く、非常に雰囲気が良かったことから、この人たちとならお互いに信頼関係を築いて仕事をすることができ、私の目標も実現できるのではと感じたことも入社の決め手です。

私の休日の過ごし方

私は体を動かすことが好きで、休日はスポーツをしていることが多いです。その中でもサッカーは幼少期から続けています。現在はHORIBAのサッカー部に所属し、毎週火曜日定時後の練習と週末の試合を同僚たちと一緒に楽しんでいます。サッカー部のメンバーは普段からコミュニケーションをとっているので、グラウンドでも職場でも頼りになる存在です。
また、旅行も好きで、国内47都道府県をすべてまわり、海外もこれまで様々な国に旅行しました。直近では、昨年インド赴任中にドバイやモルディブへも行っています。今後も、国内、海外問わず、様々な土地に訪れ、新しい発見や異なる文化や習慣に触れることを楽しみたいです。