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私の「舞台」

機械設計者として携わった製品が、
環境問題解決という
大きなテーマへ
貢献しているという自信。

K・M

2018年入社
理工学研究科 機械工学専攻
堀場製作所 開発本部 ガス・流体計測開発部
職種/機械設計
キャリア/環境・プロセスセグメントの大気に関わる複数の製品開発を担当。入社から現在まで機械設計の業務に従事している。

INTERVIEW 01コミュニケーションを大切にしながら、主体的に新製品開発に挑戦。

現在は主に、環境・プロセスセグメントの大気を常時監視する新製品開発の機械設計を担当しています。この製品は大気汚染や人体への健康被害の原因となる物質が大気中にどれだけ含まれているかを365日24時間常時測定しています。もし、人の健康に影響のある事態が起きる可能性がある時は警報を出したり、日常的に大気汚染の状況を地域住民に周知すること等にも使用され、日々の人々の健康・自然環境を守り支えることに貢献しています。
環境・プロセスセグメントの新製品は、今後必要とされるだろう市場の動向を読み解きながら開発する必要性があります。新製品開発では、企画段階から多くの困難にぶつかることがあり、モチベーションの維持が正直難しいときもあります。しかし、そのような時はプロジェクトメンバーや他部署、様々な立場の方に自ら積極的に直接コミュニケーションをとりに行くことで一つひとつの課題の打開策を探り、乗り越えるようにしています。HORIBAにはより良い製品を開発するために親身になって一緒に考えてくれる人がたくさんおり、そんな人たちの力が合わされば、どんな困難も解決の糸口を見つけることができると感じています。もちろん技術者として自分自身の力で深く考え抜く力も大切ですが、行き詰ったときにすぐに周りの人に聞くに行く姿勢や周囲の人々との関係性構築が、新製品開発をしていくうえで非常に大切なことだと思っています。そのため、日ごろから例えば何か用事があった際にメールだけで済ますのではなく、電話や直接コミュニケーションをとること等を心掛けています。

INTERVIEW 02「環境製品・分野にこの人あり!」
機械設計のスキルを磨きつつ、広い視野で製品設計ができる技術者を目指す。

大気中のごくわずかなppm・ppbオーダー(何万・何億分の一の値)の成分をはかる精密機器でありながらも、365日24時間稼働する堅牢さも必要なため、機械設計には様々な部材の選定や接着剤の性質などを含めた細かな工夫が必要になってきます。また、危険を伴うガスをはかる装置等は、お客様に特に安心安全に使用していただける製品となるよう、安全面には最も注意を払いながら製品化する必要があります。計測機器メーカーだからこそ信頼できる正しい値を出すことはもちろん、安全性やコスト面、使いやすさ等、機械設計者として考えることは多いですが、そこが技術者の腕のみせどころだとも考えています。
今後も継続して機械設計者としてのスキルを磨き、今は一領域の担当者ですが、ゆくゆくは「環境製品・分野にこの人あり!」と言われるような、社内外問わず信頼される技術者になりたいと思っています。そのためにも、新製品開発に関わるだけでなく、既存製品のサポート等の場面でお客様の声を直接聞くことや、プロジェクトリーダーとなって製品のとりまとめを行うことで、自分の知識や経験を今後も増やしていきたいと考えています。また、機械設計者としてはもちろんのこと、製品開発に必要な電気・情報・実験(分析)各領域の知識や仕事を総合的に、様々な視点で理解していきたいと思っています。
自分が設計に携わった製品が、人々の健康・自然環境を守り支えていることが、なによりのやりがいにも繋がっており、今後も世界中の環境問題解決に貢献していきたいと考えています。

SCHEDULE
〜1日の流れ〜

とある一日の流れは下記のとおりですが、一日中CAD設計を行っている日も多くあります。
用件はできる限りメールのみで済まさず、電話や直接のコミュニケーションを日頃から大切にしています。

  • 出社
  • 9:00
    朝礼・メールチェック・プロジェクトメンバーで進捗報告
  • 10:00
    資料作成
  • 12:15
    お昼休み
  • 13:00
    設計レビュー
  • 15:00
    レビュー結果をもとにCADで修正設計
  • 17:00
    メールチェック
  • 終業・退社

HORIBAに決めた理由

大学時代から環境問題に関する研究を行っており、仕事でも環境分野で社会に貢献したいという思いがありました。HORIBAの環境・プロセスセグメントであれば大気・水の汚染防止に役立つものづくりができることと、ガスや水を扱うことから大学で研究していた流体力学の知識も活かせると感じHORIBAを志望しました。説明会や面接でHORIBAの社員と話していく中で、やりたいと思ったことができる社風や、風通しの良い雰囲気に惹かれ入社を決めました。そして、入社してからも、実際に若手の頃から多くの裁量が与えられ、やりたいと思ったことが実行できる社風とそれをサポートしてもらえる先輩社員の存在がHORIBAの大きな魅力だと感じています。「何を」仕事とするかも非常に大事なことですが、「どんな環境で」仕事をするかも気にしてみると良いかもしれません。私はどんなことでもやってみれば楽しみを見つけられる・やっているうちに楽しくなってくると思っているため、説明会や職場見学に参加する中で「どんな人や雰囲気の中で仕事をするのか」と想像・確認しながら企業を探してみることをおすすめします。

私の休日の過ごし方

休日は高校や大学の友人とキャンプや旅行に行ったり、飲みに行ったりして過ごしています。HORIBAの同期とも仲が良く、泊りがけで遊びに行ったり、車好きの人も多いのでドライブに行くこともあります。また、学生時代からバドミントンを続けており、HORIBAのバドミントン部にも所属しています。毎月2回程度は練習に参加しており、実業団リーグでの上位入賞を目指しつつ、楽しく体を動かしています。