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私の「舞台」

世界を舞台に、最高の仕事をする。
お客様からの感謝の言葉が
成長の原動力。

A・H

2011年入社
高等専門学校 機械工学科
堀場製作所 モビリティ&エナジー事業本部 プロジェクトエンジニアリング部
職種/コンストラクションエンジニア
キャリア/自動車セグメントの製品の機械設計を担当。海外公募派遣制度に応募、合格し、ホリバ・ヨーロッパ社で1年間研修。帰国後、機械設計からプロジェクトエンジニアリング部へ異動。国内外問わず、お客様先で製品の設備導入計画と現地施工管理を担当。

INTERVIEW 01入社後にできた「世界で活躍できるエンジニアになる」という目標と、挑戦。

私はもともと高専(高等専門学校)で機械工学を学んでいたこともあり、入社してからしばらくは自動車セグメントのTAS(テストオートメーション)、MCT(メカトロニクス)と呼ばれる、分析計測機器と組み合わせて使用される比較的大型の製品の機械設計担当を経験しました。学校で学んだ机上の設計技術と、実際にお客様の様々な要望やコスト面などを反映させた設計の違いに入社当初は戸惑い、先輩からのたくさんのアドバイスをもらいながら、長い時間をかけてやっと一件、という状態に焦りを感じていたことを覚えています。
入社したての頃は海外での仕事など考えたこともなかったのですが、初めての中国出張を経験し、世界の広さと自分の小ささに気づきました。このとき担当した製品群がドイツのホリバ・ヨーロッパ社主導で開発されているもので、現地での仕事に興味を持ち、語学学習など準備期間を経て、入社6年目に海外公募派遣制度を利用し、海外での長期勤務に挑戦しました。それまでも設計の仕事の中で現地メンバーとやりとりをすることはありましたが、実際に現地で彼らの製品に込めたおもいや仕事内容、お客様とのやりとりに触れることで、設計思想や仕事の進め方の文化的な違いなどを理解することができました。同じ空間で生活したことで築いた関係性、そして何より海外のメンバーと英語を使って仕事ができるという自信は私のキャリアにおけるかけがえのない財産です。研修期間中、時間の許す限りヨーロッパ諸国を回り、タンデムパートナーと呼ばれる語学交換を通じて社外の友人もできました。人生経験としても素晴らしい時間を過ごせたことにとても感謝しています。

INTERVIEW 02自らが中心に立ち、チームで挑むプロジェクト。

帰任後しばらくはもとの機械設計の仕事を経て、現在はプロジェクトエンジニアという仕事を担当しています。これは主に自動車セグメントのお客様に納品する各種分析計測機器やダイナモメータ等の機械製品などを組み合わせ、統合した施設として導入するための企画、設備設計から現地での施工管理までを行う仕事です。主には自動車産業が盛んな東海圏のお客様を担当していますが、海外研修で培った語学力も活かし、海外の案件も担当しています。直近ではマレーシアの案件に対応するため長期出張をしていました。自動車を開発または各種認証試験を行うための建屋を現地に一から建てる案件や改造案件など様々あります。海外の案件は現地の状況を確認しつつ計画を進めます。現地の施工管理ではHORIBAグループのメンバーだけでなく、現地の職人さんたちも含めたチームで仕事を進めていくため、文化や常識の違いなど、向き合う課題が多いです。しかしお客様、そして未来のモビリティ産業のために一つ一つの課題に対してしっかりと向き合い、コミュニケーションを密にとり、チームが一丸となって前に進めるように指揮をとり、最高の品質でプロジェクトを完遂させるということを常に心がけています。事故なく安全に、そして計画内でプロジェクトを終えたときの達成感や、チームで喜びを分かち合う瞬間は、何事にも代えがたい、まさに仕事のやりがいですし、お客様からの「ありがとう」の声が私たちのモチベーションの原動力となっています。
今後は例えば電気工事や管工事、施工管理についての資格取得など更なるスキルを身に着け、HORIBAの製品をお客様により効果的に使用いただくために、各国の自動車排ガス試験に対する法規制の提案の幅を広げたいと考えています。社内には国内外のお客様から指名をいただける先輩エンジニアが多くいますが、私もグローバルに事業を展開するHORIBAの代表として、世界中のお客様から声がかかる、まさに世界を舞台に活躍する、そんなエンジニアになりたいです。

SCHEDULE
〜1日の流れ〜

現場で作業を行う日もあれば、会社で図面作成・施工計画などを行う日もあります。今回は現場で仕事を行った日の1日の流れを紹介します。

  • 出社
  • 8:30
    お客様先の現場に集合
  • 9:00
    作業開始前の作業指示と危険予知(KY)のミーティングおよび作業監督
  • 12:00
    お昼休憩
  • 13:00
    作業監督
  • 17:00
    作業終了、進捗確認報告
  • 終業・退社

HORIBAに決めた理由

高専の機械工学科で学んでいた際に「計測工学」という科目に出会い、そこで「はかる」という技術に興味をもちました。目に見えない現象を数値化して正確に測定するという技術と、自分の好きな自動車に携わる仕事がしたい、と考え堀場製作所を志望しました。入社後も、変わらず自動車に関わる仕事が続けられていて、また実家がある京都に本社があるというのも魅力です。社内に高専出身者同士の繋がりもあり、同じバックグラウンドをもつ社員同士、連携をとれる点もあたたかいと感じています。

私の休日の過ごし方

休日は主に家族と過ごしています。今年生まれたばかりの長男と妻と3人で過ごす時間が私にとっての癒しの時間となっています。同期のメンバーとも入社当初から仲が良く、飲み会や旅行に行くこともありますし、それぞれの家を訪問して家族ぐるみの付き合いがいまだにできていること、よい仲間に巡り合えたことに感謝しています。自慢の同期だけでなく、趣味の車とバイクいじりを通じて、会社の仲間と走りにいったり、HORIBAの野球部では幅広い年齢層の社員と部署の垣根を越えて一緒に野球をしたり、アクティブに過ごしています。