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Y.Bさん

Interview

地球環境を守るために
グローバルな視点で情報を集約し
カーボンニュートラル実現をめざす

Y.B

堀場製作所
2018年 キャリア⼊社
事業戦略
工学研究科 都市環境工学専攻

※所属および記事内容は、取材当時のものです。

⼊社動機

学生時代は環境衛生工学を専攻し、「環境を守る」ことで一部の人が不利益を被ることのない公平で快適な社会を実現したいというおもいから、ディーゼル排気粒子による健康影響評価の研究を行っていました。研究を続ける中で環境に関わる計測機器を扱う会社に興味をもち、新卒でHORIBAに入社しました。入社後はエンジン排ガス測定関連の製品開発を経験後、自動車ビジネスの技術面を含めた営業サポート・企画業務に従事しましたが、配偶者の海外赴任に伴い約11年間勤めたHORIBAを一度退職することになりました。帰国後に再就職を考えた際、環境問題に貢献できる仕事に携わりたいとあらためて思い、再雇用制度を利用してHORIBAに再入社しました。

※再雇用制度
育児や介護、配偶者の転勤などのやむを得ない理由で退職された方が、退職時に本人の申出にもとづき会社から認定を受けた場合に、本人の希望に応じて審査を行い再入社が認められる制度(全ての方の再入社をお約束する制度ではありません)。

Y.Bさん

現在の仕事内容

現在は、エネルギー・環境に関わる各国の規制や計測法の最新動向を取りまとめ、関連するソリューションとともに社内外へ情報を発信する仕事をしています。たとえば、エンジンなどの内燃機関からの排ガスに関連する計測法は、これまで化石燃料の使用を前提に作られていましたが、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、水素やアンモニア、アルコール燃料などに対応できる手法への変更が行われています。また、電動化にともない新たに生じる可能性のある問題に対する規制の検討も始まっています。私たちのお客様は、国・地域ごとに異なるさまざまな要件に対応しながらものづくりを行っています。そのため、世界中に拠点を持つ私たちが、最新の法規制動向をお客様と共有し、課題に対する認識をすり合わせながら、最適なソリューションを提案することが重要だと思っています。また、社内では、私が各国メンバーとのハブとなり、情報を必要としている国のメンバーへ最新の法規制情報を共有する役割も担っています。

Y.Bさん

これまでの経験が今の仕事に活かされていると感じる点

新卒入社時の開発部署での勤務経験は、今の仕事に大きく役立っています。開発業務を通じてHORIBAのものづくりの流れを理解できただけでなく、生産や営業などさまざまな部署の人とつながりができたことは、幅広い部署とコミュニケーションをとる必要がある現在の仕事に活きていると感じています。また、一度退職してカナダでの生活を経験したことで、英語への抵抗感が薄れ、グローバルなコミュニケーション力を養うことができました。

仕事で印象に残っている
エピソード

お客様への法規制動向の共有プロセス改善のために活動したことが特に印象に残っています。私はお客様への情報提供業務に携わる中で、お客様にもっとHORIBAのソリューションを知ってもらい、ビジネスチャンスにつなげたいというおもいを抱いていました。そこで、HORIBA独自の「ブラックジャックプロジェクト」というプロセス改善や人財育成、組織力強化など、従業員自らが疑問や課題に感じていることから自由にテーマを決めて改革にチャレンジするボトムアップの活動の枠組みを用いて、改善のためのプロジェクトを立ち上げました。プロジェクトを進めるにあたり、多くの部署やグローバル拠点のメンバーを巻き込み協力を得る必要がありましたが、「ブラックジャックプロジェクト」の仕組みや文化が海外含めグループ全体で共有されていたおかげで、他部署からの依頼であっても皆がポジティブに協力してくれたことがとてもありがたかったです。最終的に、この活動の成果物を使ってお客様に情報を提供した際には、「資料が大変役に立った」「継続的に情報交換していきたい」といった声をいただき、実際に今後のビジネスにつながる結果を残すことができました。自身の改善活動を通じて、ゼロから新しい価値をつくり出すことができ、大きなやりがいを感じた経験でした。

Y.Bさん

今後の目標

現在、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味するカーボンニュートラルに向けた技術開発が世界中で進められています。2050年にカーボンニュートラル社会が実現したとき、HORIBAのソリューションがその実現に大いに貢献でき、私もその一端を担ったと思えるような活躍をすることが今後の目標です。そのためにも、世界中のメンバーと協力してお客様の課題に真摯に向き合い、法規制にとどまらず「HORIBAとして何ができるか」を常に考え、お客様に価値を届けることに挑戦し続けます。

1⽇のスケジュール

1⽇のスケジュール

休⽇の過ごし⽅

日課のランニングのほか、まだ一緒に遊んでくれる子どもたちと過ごす時間を大切にしています。プールや公園、図書館などに出かけたり、一緒にお菓子を作ったりとにぎやかな時間を過ごしています。将来、子どもたちが一緒に遊んでくれなくなったら、休日を丸一日使って山に行くことを夢見ています。

Y.Bさん

私にとっての
「おもしろおかしく」

私にとって「おもしろおかしく」とは、今まで知らなかった新しい情報や考え方、技術を知り、「わからない」を「わかる」に変えること、そしてそれをまわりにも連鎖させることです。HORIBAは部署や役職の垣根を越えて自由に意見を交わしたり、相談したりできる風通しの良い企業文化を持っています。私も常に新しい情報をキャッチしながら「わかる」ことを増やし、周囲の人々を巻き込むことで、会社とともに進化し続けていきたいです。

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