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Y.Dさん

Interview

転職先で培ったスキルを活かし
再度入社したHORIBAで
新たなプロジェクトに挑む

Y.D

堀場製作所
2019年 キャリア⼊社
設計開発
理工学研究科 情報システム学専攻

※所属および記事内容は、取材当時のものです。

⼊社動機

2006年にHORIBAに新卒で入社し、半導体、科学、医用分野の計測機器のソフトウェア開発に携わってきました。10年ほど働いたときに「自身のさらなる成長のためには、最新の設計技術やプロジェクト管理、マーケティング、外注管理などのスキルを身につける必要がある」と考えるようになり、大手システム会社に転職しました。その会社では100人規模のプロジェクトのアプリリーダーを担当し、望んでいたプロジェクト管理・外注管理のノウハウは習得できましたが、設計技術に関しては満足のいくものではありませんでした。外に出てみて、あらためてHORIBAの設計技術の高さを実感し、「“おもしろおかしく”という風土の中で自分はHORIBAに育ててもらったんだな」と感じるようになりました。もともとHORIBAを退職した理由はスキルアップであり、仕事自体は楽しいと思っていました。キャリアプランとしてもメーカーには戻るつもりでしたので、「育ててもらった恩を返したい」というおもいもあり、2019年に再びHORIBAに入社しました。

Y.Dさん

現在の仕事内容

再入社してから3年間、プロジェクトリーダーとして半導体市場向け大型検査装置の新製品開発を牽引してきました。2022年に製品をリリースし、その後も新たな市場要求に対応すべく、別プロジェクトを立ち上げ製品開発を続けています。私たちが開発した製品は、半導体製造を支える重要な検査装置として、ヨーロッパ、アメリカ、アジアと世界中のお客様に導入されています。半導体は「産業のコメ」と称されるほど重要な存在であり、その製造プロセスに対し自分たちの開発したシステムを通じて貢献できていることに、非常に大きなやりがいを感じています。また、半導体工場では、自動化への対応も含め各工場に合わせた製品のカスタマイズが求められます。カスタマイズしやすい設計は、短納期、高品質、低コストを実現でき、お客様とHORIBA双方の利益に直結します。非常に難易度の高い設計要求が続きますが、完成させた際にはその分大きな達成感を得ることができます。

Y.Dさん

前職でのスキルや経験が今の仕事に活かされていると感じる点

前職で培ったプロジェクト管理スキルを活かし、再入社してから取り組んだ開発プロジェクトを目標より3か月前倒しで完了させることができました。私がプロジェクト管理を行う際、最も重要視しているのは「メンバーの成長」です。HORIBAの社是である“おもしろおかしく”を実現できる管理手法を模索した結果、アジャイル開発手法の一つである「スクラム」を見つけ、製品開発に取り入れています。プロジェクト管理は製品開発の品質や納期だけでなく、メンバーの成長にも貢献でき、その成長を感じた際には非常に大きなやりがいを感じます。また、試行錯誤を繰り返しながら実践を進めることで、メンバーだけではなく私自身も成長できました。プロジェクトリーダーとして大きな裁量を持ち、素晴らしい仲間とともに市場に求められる製品を開発することができており、「HORIBAに戻ってきて本当によかった」と実感しています。

仕事で印象に残っている
エピソード

初めてプロジェクトリーダーを務めた製品で、拡販のため営業とともに全国を回った経験が最も印象に残っています。それまではソフトウェアの設計を担当しており、ソフトを設計・実装するだけで楽しかったのですが、この経験を通してお客様にソリューションを提供し、喜んでいただけることの醍醐味を理解することができました。どのようにお客様にアプローチするかをチームで議論するのは非常に楽しく、製品が売れた時の喜びだけでなく、失注の悔しさも味わいました。また、設計の面においても、本当に良い設計は顧客要求の背景を深く理解することで初めて実現できるということに気づくことができました。この経験を通じて自身が大きく成長できたと感じており、HORIBAの「現場主義」の風土や、機会を与えてくれた上司、ともにビジネスを進めた仲間には心から感謝しています。

Y.Dさん

今後の目標

これまでは、前職で得たプロジェクト管理のノウハウを武器に、プロジェクトやチームを牽引してきました。今後は、これまでの開発で培ったプロジェクト管理手法やソフトウェア設計の技術を「HORIBA COLLEGE」のような社内研修の場やさまざまな機会を通じて、国内および海外を含めたグループ会社に展開していきたいと考えています。 

1⽇のスケジュール

1⽇のスケジュール

趣味

趣味はスーパー銭湯をめぐることです。関西圏内のスーパー銭湯はほぼ網羅したと思います。仕事で行き詰まったときなどはサウナで考えることが多く、私にとって集中できる時間となっています。

Y.Dさん

私にとっての
「おもしろおかしく」

わたしにとっての「おもしろおかしく」とは、自身のアイデアによってお客様の課題を解決することです。課題解決のためには、チーム内のコミュニケーションや設計技術のスキルなど、さまざまな要素が必要です。これらの要素を最大限発揮し、お客様に喜んでもらえるソリューションを提供できたとき、最もおもしろさを感じます。そのためには日々の学習や現場観察も重要だと考えています。HORIBAはチャレンジ精神を大事にしており、自由に動ける範囲が広く、自身の裁量でさまざまなことを試せる会社です。仕事の課題もゲームを攻略するように楽しみながら働いています。

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