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T.Tさん

Interview

技術者としてのスキルと誇りを胸に
台湾で新製品展開をサポート
成長を続ける半導体市場に挑む

T.T

堀場アドバンスドテクノ
2022年 キャリア⼊社
設計開発
工学研究科 マイクロエンジニアリング専攻

※所属および記事内容は、取材当時のものです。

⼊社動機

大学卒業後は関西を離れ、前職である金属の切削や加工を行う工作機械のメーカーに就職しました。前職では、工作機械のカバーや配管などの機械設計を担当し、7年ほど働いたのですが、当時婚約していた妻が関西で働いていたため、将来的に共働きができるよう関西の企業への転職を考えるようになりました。転職活動の情報収集を行う中で、水・液体計測に関する装置を開発している堀場アドバンスドテクノであれば、前職での配管設計の経験やカバー設計のスキルを活かせると考え、入社を決めました。

T.Tさん

現在の仕事内容

入社してからしばらく経った後、半導体製造プロセスにおいて使用されるキャビネット型薬液濃度モニターの新規開発プロジェクトに参加することになりました。約2年間の製品開発の後、この新製品を台湾で展開するため、2024年7月から現在まで台湾に駐在し、現地のお客様へのサービス対応や新規販売に向けた技術支援を行っています。具体的には、お客様が測定したい特定の薬液を正確に分析できるよう、実験・データ解析を経て装置の検量線を作成するほか、予期せぬトラブルが発生した際には本社と連携しながら現場状況の調査やトラブル解決を行っています。現在、台湾では現地営業・サービスメンバーとともにお客様とやりとりをしており、半導体業界の厳しい要求に直面することも多いですが、製品が実際にどのような形で使用・運用されているかをダイレクトに知ることができるのは大きな利点です。

T.Tさん

前職でのスキルや経験が今の仕事に活かされていると感じる点

キャビネット型薬液濃度モニターの開発では主に機械設計を担当しましたが、前職でカバー設計やメンテナンス性を考慮した装置内部レイアウト設計の経験があったため、完全新規設計のモニター筐体を開発することができました。
また、前職のころから自主的に学習していた英語も、台湾に赴任してから特に役立っています。前職では実務で英語を使う機会は少なかったのですが、台湾での新製品展開に関わるようになってから現地メンバーやお客様とのやりとりで英語を使う機会が大幅に増えました。台湾の拠点では基本的に英語でのコミュニケーションが求められ、海外との打ち合わせも増えたことで、語学力の更なる向上を実感しています。

仕事で印象に残っている
エピソード

新製品開発プロジェクトに携わり、そこでの実績を評価され、自身が開発に関わった製品のサポートのために台湾赴任をしていることです。
入社当初、キャビネット型薬液濃度モニターの開発は私のメイン業務ではありませんでしたが、大型板金部品の設計経験があることから開発プロジェクトに抜擢され、数か月のうちにこの製品の機械設計が主な業務となりました。また、良い製品設計をするためには使用方法や測定原理の熟知が不可欠だと考え、担当の機械設計以外の業務にも積極的に関わった結果、最終的に台湾での現地サポート担当を任されることになりました。堀場アドバンスドテクノでは一つの製品に対して比較的少人数で開発を行っているため、自ら動くことで職務の範囲を広げることができ、技術者としての能力向上にもつながっていると感じています。台湾に来てあらためて思うのは、自分が設計した製品が実際にお客様の現場で稼働し、評価されるところまで見届けることが設計者の責任であると同時に醍醐味でもあるということです。それを台湾で実現できていることに喜びを感じています。

T.Tさん

今後の目標

台湾に赴任した当初は、現場でのトラブルに私が直接対応することが多かったのですが、今後は新製品のサービス対応を現地メンバーが行えるよう、製品教育やサービス体制の整備を進めていきたいと考えています。また、新製品の販売拡大に向けて現地営業メンバーと協力し、新しいアプリケーションの開発にも取り組んでいます。最近は営業メンバーとともにレポート作成や新たな薬液測定案件への対応にも力を入れています。まずは台湾市場に注力し、その後他の地域への展開をめざしていきます。

1⽇のスケジュール

1⽇のスケジュール

休⽇の過ごし⽅

赴任中に台湾で子どもが生まれました。まだ子どもが小さく遠出ができないため、週末は家族で近所を散歩する程度ですが、海外生活ならではの新鮮さがあり、普通のスーパーに行くだけでも楽しいです。子どもが成長したら、家族で台湾各地に出かけ、自然の景色や街並みを楽しみたいと考えています。

T.Tさん

私にとっての
「おもしろおかしく」

設計開発の仕事は、実務経験や知識を増やせば増やすほどできることが広がり、さまざまな問題を解決できるようになるため、おもしろさが増していくと考えています。半導体業界全体が活況の中、お客様の厳しい要求に応えることができれば、お客様から評価され、会社の成長にも直結するという点におもしろさと充実感を感じています。今後も海外での経験を通じて自分の可能性を広げ、仕事を「おもしろおかしく」していきたいと思います。

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