
Interview
前職での知識や経験を活かし
医療現場への営業を通じて
多くの人の健康に貢献したい
Y.S
堀場製作所
2017年 キャリア入社
国内営業
国際文化学部 国際文化学科
※所属および記事内容は、取材当時のものです。
⼊社動機
HORIBAに勤めている友人から、仕事での活躍や職場の雰囲気を聞き、興味を持ったことが応募のきっかけです。学生時代はHORIBAが医療機器を扱っていることを知りませんでしたが、前職の医療機器メーカーに勤務していた際に血液検査分野におけるHORIBAの存在感の大きさを目の当たりにしました。HORIBAは、血球計測に加えて体内の炎症反応を示す成分である血液中のCRPをはかる機器を開発・販売しており、当時他社にはない唯一無二の製品であったため、強い衝撃を受けたことを覚えています。選考が進む中で、私もHORIBAとともに「はかる」を通じて人々の健康を支え、社会に貢献したいと強く思うようになり、入社を決めました。

現在の仕事内容
入社後、大阪の営業所に配属となり、血球計数装置を中心とした開業医向け機器の販売と販売代理店のフォロー業務を担当しました。その後、福岡の営業所に転勤してからは、これまでの業務に加え、新しくクリニックを開業する医師の方々に対してのアプローチに取り組んでいます。お客様である医師の方へ機器をご案内する際は、HORIBA製品の特徴を説明するだけでなく、どのような優位性があり、クリニックや患者さんにどのように役立つのかを知ってもらえるような営業活動を心がけています。また、国内全ての医療機関をHORIBAの営業担当だけでカバーすることは難しく、製品の拡販やフォローには販売代理店の協力が不可欠です。そのため、販売代理店との日頃のコミュニケーションに加え、営業活動をサポートするための資材や情報の提供を行うことも、私たち営業担当の重要な役割となっています。この仕事の使命とやりがいは、医療機器の販売を通じて多くの患者さんの健康に貢献できることだと感じています。機器導入後にお客様から「導入してよかった!」と言ってもらえたときが、一番のやりがいを感じる瞬間です。

前職でのスキルや経験が今の仕事に活かされていると感じる点
前職の医療機器メーカーの営業で得た、検査機器をはじめとした製品や医療業界の動向についての知識は、今の仕事に広く活かされています。普段の営業活動の中では、HORIBAが扱う製品領域以外の話題が出ることもありますが、一定の業界知識があることで比較的どんな話題にも対応することができます。このように医療に関するちょっとした会話ができることは、先生や院内のメディカルスタッフとの信頼関係構築に役立っています。また、クリニックの新規開業案件についても前職で一とおりの経験をしていることから、社内の販売促進チームと一緒に新規開業医向けの資料作成にも携わっています。
仕事で印象に残っている
エピソード
社内の力を結集することで、他社製品からHORIBAの血球計数装置へ更新していただいた案件が特に印象に残っています。この案件では、私が営業担当として提案を主導しましたが、決して私一人の力ではお客様に満足いただくことはできなかったと思っています。お客様への更新提案段階では、私の提案内容の不足に気づき補足してくれた上司や、製品のデモデータを取得する際に力を貸してくれた本社の技術スタッフの協力がありました。その甲斐あって、私たちの提案はお客様に納得していただくことができました。しかし、医療機器は受注・納品して終わりではなく、運用が始まってからトラブルが発生したときのアフターサービスが重要になります。特に規模が小さなクリニックでは、検査機器が故障などで使えなくなると、患者さんを診察することができなくなってしまいます。その点に関して私たちは、グループ会社である堀場テクノサービスと連携を取りながらメンテナンスを行う体制が整っているため、お客様に安心して導入いただけることになりました。この案件のように、まわりの協力を得ながらお客様にとって本当に役立つ提案ができることが、HORIBAの営業の強みだと思います。

今後の目標
これからも変わらず、お客様それぞれの運用に寄り添った提案を行い、一人でも多くの人々の健康に貢献することが目標です。医療機器の販売は、社会に対する貢献度が非常に高い仕事だと感じています。私たちの提案によって、一人でも多くの医療関係者の方々に「HORIBA製品を導入してよかった」と思っていただけることが何よりの喜びです。
また、新規開業に関しては、私個人の情報収集だけでなく会社全体として引き合いやお客様のニーズを把握できるようなシステムや仕掛けをつくり、社内外に貢献していきたいです。
1⽇のスケジュール
休⽇の過ごし⽅
私の出身は神奈川県ですが、今まで関西、九州エリアで勤務をしてきました。複数回の転勤を経験する中で「住めば都」という言葉どおり、転勤先での生活を楽しんでいます。妻が大の動物好きで、休日は車で動物園に出かけることが多く、九州の動物園はほとんど全て制覇しました。その他には、娘と公園に出かけたり、趣味のゴルフを嗜んだりして過ごしています。

私にとっての
「おもしろおかしく」
社内外問わず、仕事を通じて関わった人々とつながり、良好な関係を築いていくことが私にとってのおもしろおかしくです。これまでの経験から、一人で黙々と作業をしているだけでは仕事は前に進まず、何よりも日々がおもしろくなることが少ないと感じています。まわりを巻き込み、協力し合うことで新たな学びやアイデアが生まれ、予想以上の成果が得られるものです。そうした瞬間は、私にとって仕事の醍醐味でもあります。これからも多くの人と良い関係を築きながら、仕事に取り組んでいきたいと思っています。