
Interview
20代からのグローバルキャリア
HORIBAで夢を一つずつ叶え
世界で活躍する人財に
E.T
堀場製作所
2019年 新卒⼊社
海外営業
文学部 英文学科
※所属および記事内容は、取材当時のものです。
⼊社動機
若くして海外で働けそうな会社として興味を持ちました。一緒に働く人を重視していたため、先輩社員や面接官など複数の社員とお会いし納得がいくまで話しました。他社も同様に情報収集を行いましたが、最終的には一番自分らしく働けそうな会社がHORIBAだと思ったため入社を決めました。実際に私の同期には外国籍社員が多く、同期に恵まれたことも良かったことの一つです。入社4年目でフランスへ研修に行き、若くして海外で働くという夢を叶えることができたため、入社して間違いなかったと思っています。

現在の仕事内容
モビリティ関連製品の海外での販促を日本からサポートしています。HORIBAの海外営業は、その国・地域のお客様の文化や特徴を最もよく理解している現地の営業メンバーに対し、見積もりの作成や新製品の紹介、販促のための情報提供などを行い、海外グループ会社と日本をつなぐ重要な役割を担っています。
現在担当するアメリカのグループ会社に対しては、各部署のマネージャーと現状の把握および改善案の話し合いを定期的に行い、現地グループ会社内のコミュニケーションの活性化や連携体制を強化することで、課題解決に努めています。現地メンバーと何かを成し遂げるには信頼関係の構築が不可欠なため、海外出張を通して、日々のコミュニケーション以上に直接現場を知るということも心がけています。このような信頼関係を土台に、お互いの得意分野を活かしながら連携できるところがHORIBAの海外営業のおもしろさだと思います。また、現地メンバーだけではなく、日本の開発や生産部隊とも協力し、現地のお客様の要求に応え、会社の売り上げに貢献できたときには大きなやりがいを感じます。

学生時代の経験や知識が今の仕事に活かされていると感じる点
海外と日本の文化の違いに興味を持っていたため、大学時代は社会言語学について勉強していました。また、親の転勤の都合で幼少期から日本、イギリス、ドイツ、アメリカなどさまざまな国で過ごしてきました。大学ではもう一度アメリカで過ごしてみたいと思い、1年間の留学も経験しました。大学での研究や留学をとおして、その国ごとに問題ないとされることや受け入れられることが異なることを実感し、まずは相手の文化を理解することの重要性を再認識しました。現在も、仕事ではさまざまなバックグラウンドを持つ人とやり取りをしますが、自分自身の常識を押し付けず、まずは相手について知ることを心がけています。
仕事で印象に残っている
エピソード
海外公募派遣制度を利用し、水素事業が盛んなフランスでの研修を経験しました。日本に戻ってからはその経験をもとにアメリカ担当として、アメリカでのモビリティ関連製品の販促サポートを開始しました。その中でも、日本のお客様に導入した評価システムを、お客様のアメリカにある工場に導入するプロジェクトを担当したときのことは特に印象に残っています。お客様は日本と同等の対応をアメリカでも期待されていたため、私はお客様と現地グループ会社の間に立ってプロジェクトを推進しました。まずは現地メンバーへのプロジェクトの概要説明から始まり、日本の工場とも進行条件を整理しました。お客様の期待値が高い一方で、現地メンバーの理解度や進捗状況が見えにくく、最初は手探りで進めることが多かったのですが、現地メンバーや日本の工場との打ち合わせを何度も繰り返し、タイムリーな情報共有を心がけました。最終的には、それまでのビジネスで関係性を築いてきた現地の営業メンバーとタッグを組み、お互いの得意分野を活かして受注につなげることができました。現地の営業メンバーからは、頻繁な情報共有が現地の人々を巻き込むための重要な材料になったと感謝されました。私自身も一人では受注まで先が長かったと感じており、現地営業との連携が成功の鍵だったと思っています。
今までは海外のお客様をメインにサポートしてきましたが、このプロジェクトを通じて、HORIBAは日系のお客様にもさまざまなアプローチを行い、価値をもたらすことのできる会社であると感じました。それと同時に、海外営業はグローバルにサポートするという強みを最大限に活かすことができる仕事だと再認識しました。

今後の目標
5年間のヨーロッパにおけるモビリティ関連製品担当を経て、現在は北米・南米エリアを担当しています。幼少期に住んでいたアメリカを担当することは目標の一つだったので、夢が叶い嬉しく思っていますが、ヨーロッパとは異なるチャレンジがあることを日々感じています。
直近の目標は、現地の改善にとどまらず、現地から見た本社(日本)も変えていくことです。そのためにもアメリカに出向し、現地の営業やお客様の近くで働きたいと考えています。そして今後も、日本と海外をつなぐパイプ役として、さまざまなチャンスを掴んでいきたいです。
1⽇のスケジュール
休⽇の過ごし⽅
アメリカへ留学したときにフラダンスと出会ってから、社会人になってからも1か月に2回フラダンス教室に通っており、私にとってなくてはならない大切な時間となっています。また、フランスから帰国後も、オンラインでフランス語の勉強を継続したり、フランス料理を家族にふるまったりしています。休日にあった出来事を、現地グループ会社やチームのメンバーと共有し合う時間も楽しみの一つです。

私にとっての
「おもしろおかしく」
自分がやりたいと思ったことにPassionを持ってまずはやってみる。そして、Passionを持って周囲を巻き込むことでより良いかたちでおもいを実現することこそが、「おもしろおかしく」だと思っています。HORIBAには、色んなPassionを持った人がいて、それを応援してくれる人も周囲にたくさんいます。年齢や勤続年数に関係なく、やりたいと声をあげれば、やりたいことが実現できる会社です。人それぞれ捉え方が異なる社是もHORIBAらしいと思いますので、是非皆さんも自分にとっての「おもしろおかしく」を見つけてみてください。