
Interview
挑戦を後押しする社風
成長市場での営業を通じて
グローバルな架け橋となる
K.S
堀場エステック
2021年 キャリア入社
海外営業
国際教養学部 英語コミュニケーション学科
※所属および記事内容は、取材当時のものです。
⼊社動機
前職はグローバルに事業を展開する自動車部品メーカーの営業でした。北米、ヨーロッパ、東南アジアの自動車工場に向けて部品の販売に従事していましたが、コロナ禍の影響によりグローバルなチャレンジの場が失われたことから、世界を舞台に活躍でき、日本の高品質な製品や技術を海外に発信できる環境を求めて転職活動を開始しました。その中で堀場エステックは、自身が希望するグローバルな活躍の場が広がっている会社であり、面接でも感じられた風通しの良さと、ハツラツとした社員の雰囲気が印象的でした。自動車業界から半導体業界への転職には不安もありましたが、私のチャレンジ精神を受け止め、歓迎してくれた温かさ、そして「おもしろおかしく」というユニークな社是に背中を押され、入社を決めました。

現在の仕事内容
堀場エステックの主力製品であるマスフローコントローラーをはじめとする半導体製造プロセスに欠かせない製品の海外営業として、主に外資系の大手半導体デバイスメーカーや装置メーカーのお客様を担当しています。今後どういう製品をどのように拡販していくのかといった営業戦略を海外のグループ会社に発信することや、日本に拠点を持つお客様のフォローが私の主な役割です。日常的な問い合わせ対応は海外拠点にいる現地の営業担当に任せていますが、大きなプロジェクトが動く時やお客様との関係構築が求められる場面では、私も海外に足を運び、現地の営業担当に同行し直接お客様にお会いしています。また、昨年からはチームリーダーとして、メンバーのマネジメントも任されています。 入社後は半導体業界や技術について一から勉強する必要がありましたが、毎日学びがあり、充実感をもって働くことができています。最先端の技術を取り扱うお客様に寄り添い、技術革新に貢献する仕事に大きなやりがいと責任を感じています。

前職でのスキルや経験が今の仕事に活かされていると感じる点
前職は半導体とは異なる業界でしたが、ものづくりの観点では共通点も多く、メーカー営業の手法もある程度似ていると感じています。どちらの業界のお客様にも共通しているのは「工場を止めずに効率的に生産したい」というニーズで、そこに対するアプローチは前職での経験が活きています。また、前職では海外赴任期間が長かったことから、海外の方とのやり取りには全く抵抗がなく、海外営業ならではのお客様との物理的な距離による難しさや対応の仕方についてもよく理解しています。そのため、海外グループ会社の営業やお客様とのやり取りもスムーズに進めることができていると感じています。
仕事で印象に残っている
エピソード
担当する大手デバイスメーカーのエンジニア向けに、堀場エステックの製品群について説明するワークショップを企画したことが印象に残っています。私は営業担当として、お客様との関係性が既存製品を供給するだけで終わってしまうのはもったいないと感じ、もっと自社の製品や技術をお客様に知ってもらいたいというおもいからこのワークショップを企画しました。ワークショップ開催後は、お客様からこれまで使用経験が無かった製品に関する問い合わせをいただけただけでなく、「他にもこんなことはできないか」というフィードバックもいただき、それが次世代製品の開発にもつながっています。 転職したきっかけにも通じますが、堀場エステックには、新しいことに挑戦することに対してとてもオープンな風通しの良さがあります。このワークショップも新たな試みではありましたが、上司やまわりに相談したところ、皆が「おもしろそう!」「ぜひやろう。どういう内容にしようか。」と賛同してくれ、日本だけでなく台湾やシンガポールでも開催することができました。このように新しいことに対して、常にポジティブな機会と捉えてくれる環境で働けることは、自分にとっての大きなモチベーションとなっています。

今後の目標
個人の目標としては、近い将来海外拠点へ出向し、現地目線での営業活動を行うことで、現場の感覚を養いたいと考えています。そして、海外拠点と本社の垣根をなくし、真のグローバル企業を実現するための仕組みをつくり、拠点間の架け橋となることが目標です。その後は、海外拠点だからこそ見えるマーケットの状況にもとづき、会社を牽引していくマネジメント人財になりたいと考えています。営業としては、まだ堀場エステックが参入できていない市場や半導体製造プロセスがあるため、その領域に入り込んでいく営業活動を積極的に行っていきたいです。
1⽇のスケジュール
休⽇の過ごし⽅
最近は2歳の娘と公園などに出かけることが多いです。娘が生まれてから頻度は減りましたが、妻との早朝山登りや、スパイスカレー作り、国内外の旅行も楽しんでいます。一人で過ごすときは、朝からバイクでツーリングに出かけたり、運動したりとアクティブに活動しています。

私にとっての
「おもしろおかしく」
新しいことや難しいことに挑戦しているときが自分にとっての「おもしろおかしく」です。新しいことに挑戦するときは手に汗を握るようなプレッシャーを感じる場面もありますが、仕事へのやりがいや、自分自身が生き生きとしていることを実感します。半導体業界は私にとってまったく新しい業界であると同時に、市場の成長スピードが目覚ましい業界です。その刺激的なフィールドで働きながら、毎日新しいインプットができ、自身のアウトプットが技術の発展に貢献していることに、わくわくしています。