
Interview
前職で培った知識を活かし
新たな営業スタイルを創造する
チームリーダーとしての挑戦
M.H
堀場アドバンスドテクノ
2016年 キャリア入社
国内営業
電気系
※所属および記事内容は、取材当時のものです。
⼊社動機
前職の職場があった東京から地元・愛知へのUターンが必要になったことに加え、これまで培った営業スキルを活かし、新しい挑戦をしてみたいと考え始め、転職活動をスタートしました。前職では工場の生産設備に用いられる制御機器の販売とシステムエンジニアリングを約4年間担当しており、これらの経験を活かせる企業を探していました。その中で、産業向けの機器を扱っているということからHORIBAを知りました。これからも成長が見込まれる環境分野で事業を展開していること、前職の経験を活かしつつ「分析・計測機器」という私にとって新たな製品の営業に挑戦できることに魅力を感じ、堀場アドバンスドテクノへの入社を決意しました。

現在の仕事内容
入社後、名古屋セールスオフィスで東海圏の工場や水道局などを主なエンドユーザーとした、工業用水質計の営業を担当してきました。その後、数年間の東京勤務を経て2024年からは再び名古屋で働いています。現在は営業としてお客様を担当しながら、社内ではチームリーダーとしてマネジメントにも関わっています。
入社前は、水質計といえば水道局での水質検査などに使用されるものというイメージを持っていたのですが、実際には工場でもさまざまな製品の製造工程中で水や液体を使用する場面があるため、工業用水質計のニーズは非常に多岐にわたっています。そのため、既存機器の入れ替えや工場の生産設備増強に伴う新規導入など、さまざまなケースに対応する必要があり、日々やりがいを感じながら働いています。最近では、水質計の販売だけに留まらず、周辺機器の制御も含めたシステムインテグレーション提案にも注力しています。

前職でのスキルや経験が今の仕事に活かされていると感じる点
前職で得た制御機器に関する知識は、水質計営業の提案の幅を広げることに活かされています。水質計が稼働している工場の生産ラインでは、水質計が示す値に応じて周辺システムが連動し、必要なアクションを実行する仕組みが導入されていることがあります。そうした現場に対して、前職での知識を活かして水質計と他社の周辺システムが連動するような制御機構を一括で提案する取り組みを行いました。これは堀場アドバンスドテクノがこれまで行っていなかった新しい提案スタイルでしたが、結果としてお客様からも好評をいただき、売上に貢献することができました。
堀場アドバンスドテクノに
入社して良かったと思うこと
堀場アドバンスドテクノに入社して良かったと感じるのは、仕事を通じて世の中の発展に貢献している実感が持てることです。水・液体計測製品を含むHORIBAが注力しているエネルギー・環境分野は、技術の発展スピードが早く、世界中で革新的な仕組みの検討が進められています。そのため、業務を通じてまだ世の中に知られていない研究開発段階の技術に触れることができるだけでなく、逆にHORIBAにそのような技術がないか、お客様から問い合わせをいただくこともよくあります。お客様と次世代の研究開発や技術について打ち合わせをする機会があると、将来の社会づくりに私も微力ながら貢献できていると感じ、大きなやりがいにつながっています。また、手を挙げればやりたいことをやらせてもらえる会社の環境も、入社して良かったと思うポイントです。やりたいと言った以上はやり遂げる責任も伴いますが、自分がおもいを持って取り組んだ提案が成果につながると、「次はあれをやってみよう!」とポジティブな考え方になり、高いモチベーションで日々を過ごすことができています。

今後の目標
チームメンバーが、より一層の働きがいを感じられる職場を作り上げることが今後の目標です。日々の営業活動において、各メンバーが成功体験を積み重ねることで、仕事が楽しいと感じてもらえるよう、チームリーダーとしてサポートしていきたいです。
私たちのチームが作り上げた「装置だけでなく、制御システムまでを含めた提案スタイル」は、堀場アドバンスドテクノ内でも目立った取り組みとして注目されています。成功事例を積み上げることで、この提案スタイルを名古屋から全国に広げていくことも私にとっての次のチャレンジの一つです。
1⽇のスケジュール
休⽇の過ごし⽅
最近ゴルフを始めたこともあり、休みの日は友人と朝からゴルフに行くことが多いです。
家族との時間も大切にしており、仕事とそれ以外の時間のメリハリをつけて働くことで、なるべく定時で仕事を終わらせて、家族との団らんを楽しんでいます。また、自然派食品にも興味があり、添加物のない食品や調味料を探しに出かけることもあります。

私にとっての
「おもしろおかしく」
わたしにとっての「おもしろおかしく」は、これまでの固定概念にとらわれず、自由な発想で物事をとらえ、実際に行動してみることです。普段の営業においても、これまでのお客様や製品の使われ方だけを見ていては、視野が広がっていきません。お客様の話をじっくり聞く中で、自分たちの持っている資産を活かして課題を解決できる新しい方法が見つかったときに、やりがいとおもしろさを感じます。